やまがた京町旅籠【西陣】織物の町ならではの造りと北野天満宮を楽しむ町家

2階のベッドルームは和洋室になっており、2台のダブルベッドは双方ともにシモンズ製の上質なマットレスを採用しています。寝そべると体の形に合わせてバネが1つ1つ沈み、体にフィット。至極の寝心地をご体感いただけます。

階段近くの和室のふすまの上の欄間（らんま）は当時のまま残しております。
芸術に囲まれながら、くつろぐことができる贅沢な空間です。

ランプや箪笥はアンティークの1点もの。古美術商のライセンスをもつオーナーが町家に合わせて集めたものです。

床の間に飾られている花はフラワーアーティスト・村中稔先生によるアレンジメントです。
かわいらしく生けられた草花が、和やかな気持ちにさせてくれます。

玄関横には、｢店の間｣と呼ばれる商売を営むための部屋があります。
こちらも布団を敷いてお休みいただけます。
1階でもお休みいただけるので、足の不自由な方がいらしても安心です。

玄関側より奥にある坪庭方向に見たリビング。
機織り工房として使っていた空間は畳敷きにし、解放感のある居間として改装しています。中央に配している、樹齢1000年の屋久杉を使った美しい木目のテーブルが味わい深いです。

窓際には掘りごたつのように足元が掘られたカウンターがあり、足を楽にして座ることができます。
読書をしたりライトアップされた庭を眺めてお酒を飲んだりと楽しみ方も色々。雪見障子の開きを調節して坪庭の景観をお楽しみいただけます。

居住空間であった場所は、杉板張りのリビングダイニングに改装。
ソファ向かいの障子の奥にはシステムキッチンを設置。
障子は全面開放できるので調理や食事の時は開いてご利用ください。

システムキッチンの障子を閉めると、部屋の景色がガラリと変わります。

坪庭より玄関方向を見たリビング。
山本義雄さんの桜絵がリビング入り口の襖にも描かれおり、咲き誇る2つの桜が華やかに空間を彩ります。

玄関から書院風の店の間に入ると、障子・襖絵により区切られた、3つの和室が整然と並びます。
中央にある山本義雄さんによる桜の襖絵が、日本家屋の美しさと非日常感を醸しています。

町家建築の特徴である通り庭。玄関から奥へ続く細長い土間で、家の中に光や風を取り込みます。見事な柱と梁をぜひご覧ください。

格子からもれる光のコントラストが美しい影を作ります。

木の香りを感じて入浴できるお風呂は、浴槽を高野槙で作りました。
森林浴のような清々しい香りが楽しめ、リラックスできます。
坪庭の風景と木の香りで、自然の中にいるような心落ち着くバスタイムに。

京都最古の花街｢上七軒｣。室町時代に北野天満宮の再建時残資材を使い7軒の茶店を建てたことから由来しています。当施設から徒歩約3分と気軽にお出かけいただけます。